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【新人研修企画の支援シリーズ(4/6)】研修内容の検討:「研修ゴールの達成に新人を導く研修内容の考え方」

株式会社ビヨンド
ビヨンドメディア
新卒の採用活動が一段落し、さっそく新人研修の準備に取り掛かり始めた人事担当者のみなさんも多いのではないでしょうか?

「何をどのように新人に学ばせたらいいのか分からない」
「例年実施している新人研修の内容が本当に正しいのか自身がない」
そういった人事担当者のお声をよく聞きます。

そこで今回は「新人研修企画の支援シリーズ」と題して、
新人研修の企画フローに沿って、人事担当者のみなさんを支援する情報を全6回シリーズで発信していきます!



これまで、現状把握と目指すゴール状態の設定について情報をご紹介してきました。

第4回目となる今回は、「研修ゴールの達成に新人を導く研修内容の考え方」についてご紹介いたします。研修内容を検討する際に、ぜひ活用してみてください。




 

目次

  1:研修内容を考えるときの落とし穴
  2:研修ゴールを新人の現状のギャップから、研修内容を洗い出す
  3:2つの観点で研修内容を洗い出す
  4:まとめ
   



1:研修内容を考えるときの落とし穴


研修内容を検討する段階では、どうしても研修の”内容”をどうするかから考えがちです。

研修内容から検討を始めてしまうと、ゴール状態を度外視したベクトルの定まっていない研修内容になりかねません。

目指すゴール状態を見失わずに、ゴール達成に効果的な研修内容を設定するためにも、「ゴール状態を起点とする」ことがとても重要になってきます。





2:研修ゴールと新人の現状のギャップから、研修内容を洗い出す


一般的な新人研修の内容として、電話応対の仕方、名刺交換の方法、言葉遣い、指示の受け方などがあります。

しかし、それらの内容で十分といえるのでしょうか?

第1回目から第3回目を通じて、「新人の現状」と「研修ゴール」を明確にしてきました。その差(ギャップ)こそ、研修内容として必要なテーマと言えます。

テーマを洗い出した結果、今までの研修内容では不足していたことや、実は手厚くやりすぎていたことなどに気づくことができます。

まずは現状とゴールを見比べ、抜け漏れなくテーマを洗い出すことから始めてみましょう。

本当は必要だった内容や実は不要だった内容に気づくために、また、今までの研修内容の見直しを図るために、「目指すゴール状態を起点として、必要な研修内容を洗い出す」という方法がおすすめです。


3:2つの観点で研修内容を洗い出す


ゴール状態から必要な研修内容を洗い出す際に、「知識・スキル」と「スタンス」という2つの観点を用いると考えやすくなります。

ここでいう「知識・スキル」とは、頭で理解したことを「知識」、その知識を実際に使う技術を「スキル」と呼んでいます。また「スタンス」とは、知識やスキルを使いこなすための「仕事に対する姿勢」と呼んでいます。

ここでは、以下の研修ゴールを例に、「知識・スキル」と「スタンス」の観点から、必要な研修内容を洗い出してみましょう。







4:まとめ


実際の新人に期待するゴール状態は、先ほどの例で紹介したゴール状態よりも高く、かつ複雑になりますよね。
新人に期待するゴール状態から必要な研修内容を洗い出したより具体的な実例として、弊社の資料を無料で提供しています。
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