事例
★経営幹部向けの「1day組織開発ワークショップ」を実施
株式会社ビヨンド
今勢いのある某企業にて、取締役を含む本部長、部長クラスを一同に介しての1dayワークショップを行いました。
ある程度の材料は用意したものの、場は生き物。
経営幹部たちが率直に今の悩みましさを吐露し、しかもそれをそれぞれが自責で捉えている姿が印象的でした。
なお、最後の感想交換では、取締役たちからこんな言葉が。
「このワークショップの参加前は、どう稼ごうかという矮小な話をしようかと思っていた。しかし今は、”そもそもうちの会社って何のためにやっているんだっけ”ということを考えていこうよ、と言いたい。そしてその熱量をどう社内につないでいくかが大事だと思った。それと同時に自分の担当組織でも、”我々がどんな組織でありたいか”を考えてみたいと思ったし、その時間をつくりたい」
「経営幹部陣が置かれた状況が、具体的に深刻だなと思った。今までは抽象的にどうしようかな、だったが、それが具体的にどうしようかな、に変わった1日だった」
他にも本部長や部長たちから、
「名刺交換をしたときに、うちの会社はこういう世界をつくりたいと言えるようにしたい」
「マネジャーとして自身の日頃の言動をあらためて見直してみる機会となった。自組織でいうと対話が弱い。そして数値目標にもこだわってしっかりやりたい」
「今日の研修に呼ばれた時は、パワハラ対策研修かと思っていた笑。しかし、デジタル化、マーケティングなど強化しないと今後のこの会社のリスクになり得ることが見えてきた」
「権限委譲と目的共有について、社長含めて議論したいと思えた」
終了後すぐに、総務人事部長、人事マネジャーに加えて社長も交えた振り返りも行いましたが、社長からは「やはり1日では短いですよね。今後経営合宿をやってもらうことはできますか?」などの発案もいただきました。
普段目の前のことで忙しくしているビジネスパーソンたち。
社内外に影響力の大きい経営幹部だからこそ、あえて一旦立ち止まり、「緊急度は低いけど、重要度の高いこと」を見える化し、対話をして、未来にむけた道筋をつけていくのは、より大切なことだと思います。
コンサルタントという立場だからこそ貢献できる、「目的に向かって組織を耕す支援」を続けていきたいなと思いました。