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刮目せよ!志ある仕事人の「あり方」とは~介護福祉士の中浜崇之さん(TBS)~

株式会社ビヨンド
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先日放送された、TBSの「好きか嫌いか言う時間」。

「現役介護士が不満を激白」というタイトルで、介護福祉士の方数名が出演されていました。


その中でひときわ目を惹いたのは、私の友人でもある中浜崇之さんの「志ある仕事人としてのあり方」です。

※中浜崇之さん
世田谷デイハウスイデア北烏山マネージャー、介護ラボしゅう代表、NPO法人Ubdobe理事


番組内でブラックマヨネーズの吉田さんがこんな質問をしました。

「あの、ひょっとしたら・・・死ぬの待ちみたいな方とかもいるじゃないですか。子供が、死ぬのをもう待っているようなおじいさんおばあさん、しかもそういう人が認知症だったとしたら、どういうモチベーションでその人を介護するの?」


この質問に対する中浜さんの「あり方」。
(ブログの下部に動画のリンクを貼っておきますのでぜひ直接見てください)

もちろん質問に対する回答そのものも強い納得性があり、そこにいた人全員をはっとさせるものだったと思います。

ただ、私が感動したのは、その質問に対する中浜さんの表情や発言内容から滲み出る中浜さんの「あり方」です。

(吉田さんにそういう意図がないことはよく分かりますが)捉えようによっては介護職の方に対して失礼とも取りうる吉田さんの質問に対する「あり方」。

それは発言に対する反応としての返答というだけの話ではなく、中浜さんの根底に確固たる「強い軸」があるからこそできる「あり方」なのだなと私は感じました。



「強い軸」の中身は、私の解釈ではありますが

「介護職に対するマイナスイメージこそが業界の最優先課題」という強い問題意識。

そして「介護の仕事とはこんなに素晴らしく価値のあるもの」という仕事に対する自信と誇り。

私憤(己だけの問題意識)ではなく公憤(世のため人のための問題意識)。



だからこそできる、清清しい「あり方」。

敵を作らない「あり方」。

共感を呼ぶ「あり方」。


なお、「あり方」というのは弊社ビヨンドが提供する「一皮むける研修」の中心テーマでもあります。


ちなみに昨年、私は仕事を通じて介護業界に接点を持たせていただきました。

そこで、介護職の方々がもつ純粋な動機の数々に触れることができましたが、正直、仕事中に胸が熱くなることばかりでした。

介護業界は私の印象でも、ネガティブな報道ばかりでどうしても誤解されることが多いと思います。

しかし実際に接点を持たせていただくと「こんなに高い志をもち、純粋な動機で一生懸命働いている人たちがものすごくたくさんいることを多くの人に知ってほしい」と思わずにはいられませんでした。



番組後半で、同じく介護職の杉本浩司さんが、「自分達が憧れの存在にならないと人は入ってこない」とおっしゃっていました。




その言葉にも影響され、多くのみなさんに志ある人たちのリアルを知って頂きたく、微力ながらもここで紹介させていただきました。


私は人や組織という業界に身を置きながら「自分の人間を磨く」ことを目的に日々仕事をしていますが、自分は相当まだまだだなと正直、恥ずかしくなりました。中浜さん、気づかせていただき心から感謝します。

負けずに私も、もっともっと自分を磨きます。

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▼「好きか嫌いか言う時間」(該当コーナーは58:30以降です)
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=sbs-tv&prgid=54089392