TOP > ビヨンドメディア > 【新人研修企画の支援シリーズ(2/6)】現状の把握:「入社半年後の新人の傾向をつかみ、新人研修の企画に活かす」
その他

【新人研修企画の支援シリーズ(2/6)】現状の把握:「入社半年後の新人の傾向をつかみ、新人研修の企画に活かす」

株式会社ビヨンド
ビヨンドメディア
新卒の採用活動が一段落し、さっそく新人研修の準備に取り掛かり始めた人事担当者のみなさんも多いのではないでしょうか?

「何をどのように新人に学ばせたらいいのか分からない」
「例年実施している新人研修の内容が本当に正しいのか自身がない」
そういった人事担当者のお声をよく聞きます。

そこで今回は「新人研修企画の支援シリーズ」と題して、
新人研修の企画フローに沿って、人事担当者のみなさんを支援する情報を全6回シリーズで発信していきます!



第2回目は「入社半年後の新人の傾向をつかみ、新人研修の企画に活かす」についてご紹介いたします。



 

目次

  1:現状把握の裏技をご紹介
  2:入社半年後の新人の傾向(弊社調べ)
  3:まとめ
   



1:現状把握の裏技をご紹介


前回は研修企画の全体像について考え、その中で現状把握の重要性をお伝えしました。

ここでいう「現状」とは入社時の新人の状態(特徴や傾向)を指しますが、現状といってもまだ何も知識や経験がない状態ですから、イメージがしにくいかもしれません。

そんなときは、今年の新人の入社後もしくは現場配属後半年~1年時点の姿から、自社の新人の特徴や傾向をつかんでみるのはいかがでしょうか?

新卒採用における人材要件や、選考プロセスなどを大きく変えていない場合、来年の新人も概ね特徴や傾向は似ていると考えられるためです。



2:入社半年後の新人の傾向(弊社調べ)


では、具体的に入社後半年~1年の新人の傾向や特徴はどんなものでしょうか?

弊社では、公開型の新人フォロー研修を毎年12月に開催しています。そこで得たデータから、職場に配属された新人の傾向を分析しています。

今回は、18新卒の新人フォロー研修で得たデータから、入社半年後の新人の特徴や傾向を一部ご紹介します。

※調査概要
新人フォロー研修の受講者である入社8ヶ月後の新人およびその上司・先輩に対してアンケートを実施。新人に求められる17の項目について、新人が普段どの程度できているかを5段階で評価。今回は、上司・先輩の回答を平均し、ランキング化。



対面コミュニケーションを大切にするところや自責でものごとを考えられる点、適切なタイミングに報連相ができているといった点で高い評価がつきました。
一方で、積極的に自分から意見を出すことや周囲にフィードバックを求めに行くこと、また自ら手を挙げて仕事を取りに行くといった場面では、まだ先輩・上司の期待までは達することができていないという傾向が見られました。

この結果から、「報連相」のスキルや「自責」のスタンスは身についているものの、「主体性」「積極性」といったスタンス面の強化が新人の課題としてとらえることができます。そして、新人研修の内容を検討するときに、その課題を踏まえることで、よりよい新人研修を設計することが可能になります。



3:まとめ


今回の例では、弊社の新人フォロー研修のアンケートから新人の特徴や傾向をつかんでみましたが、皆さんの会社の新人の入社半年後~1年の状態(できていることや課題)はいかがでしょうか?

弊社で分析している入社半年後の新人の傾向についてより詳細な情報が必要な方は、無料で資料を提供していますので、以下の資料請求フォームよりご連絡ください。
資料請求フォーム