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社長ブログ

インターン受け入れ終了 -私たちが教えてもらうことの方が多かった-

株式会社ビヨンド
ビヨンドメディア

一か月間のインターンが終了。彼からたくさんのことを教えてもらいました


先月までの一か月間、ビヨンドで学生がインターンをしてくれました。

前のブログでも触れましたが、私たちもインテグリティをもち虚栄心を慎み丸ごとの姿で彼に接し、また彼からも全力で学ぼうとしました。


その中でも、私がものすごく嬉しかったのは、最終日の課題の成果発表の最後に彼がこう言ってくれたこと。

「キングさんたちが本気で接してくださるので、僕もキングさんたちのためにもっとやりたいと思ってこだわりました」

他社の選考や短期インターンでも忙しい中、ビヨンドのインターン日でもない週末も使い、彼は課題を仕上げてきてくれました。


手前味噌になってしまいますが、いろいろな仕事がある中で当然べったり関わることはできませんでしたが、それでも「全力で彼の成長を願い接したことが、そのまま彼に伝わったのだな」ということが、とてもプライスレスな瞬間で、背中がぞわっとしました。


本気は伝染する。そして、真心は通じる。



わずか一か月ではありましたが、ビヨンドグループのミッションである「感動の力で世界をぞわっとさせる」ということの素晴らしさや奥深さを、インターンの彼から逆に教えてもらうことになりました。

- 見返りを求めずに、こちらからまず働きかけることの大切さ。

- 虚栄心を排し、対決や対立ではなく、ともに新たな価値を創りだそうという協働の姿勢であらゆる人と接することの大切さ。

- そして、「本気は伝染する」ということ。

図らずも、私の好きな吉田松陰の「至誠にして動かざる者、いまだこれあらざるなり(シンプルにいうと、「真心は必ず伝わる」)」という言葉の意味合いをさらに深く理解する機会にもなりました。

そんな彼から先ほどお礼状(メール)をもらいました。

「今回BEYONDで1ヶ月インターンさせて頂き、まさに自分の意識がBEYONDしました。普通のインターンシップでは、成果物に対して一方的にフィードバックが与えられるだけでした。自ずと私も身構えてしまい、そこからの学びも決して多くはありませんでした。

しかし、このBEYONDでのインターンシップは違いました。社員の皆さん全員が一介の学生である私と真摯に向き合ってくれました。与えられた課題についても共に良いものを創りあげていこうという意識が伝わり、前向きに取り組むことができました。互いに何の隠し事もせず取り組んだおかげで、本当にためになる意見を頂くことができました。

印象に残っているものとして、コミュニケーションは相手が決めるというコメントがありました。自分が意図せずとも、相手に敵意や対抗心が伝わってしまった段階でコミュニケーションは失敗しているということを、共に話し合う中で気付かせてくれました。他にも様々な会話や仕事への姿勢を通じて、多くのことを学ばせて頂きました。そして、学生という受け身の姿勢から少しは脱皮し、社会人としての意識やマインドを肌で感じ取ることができました。

この1ヶ月は自分の弱点と向き合い続ける日々で、心身ともにタフな毎日でした。しかし本気になって取り組んだからこそ、この1ヶ月で誰よりも成長できたと感じます。本来予定していなかった学生インターンを受け入れてくださった皆さんには感謝の思いが尽きません。本当にありがとうございました。」


ビヨンドで大きく成長してくれた彼がさらに成長し、社会にインパクトを与える存在になってくれることを切に望みます。

人と人とのつながりはプライスレスな感動を生む。

その触媒となるのは、本気で相手のことを思う気持ち。真心。「行動」そのもの。

仕事って、楽しすぎますね。