人事担当者のみなさんは、外部に研修を発注する際、どのように研修会社を選ばれていますか?
「どの研修会社も、ほとんど研修内容に違いはないので、費用面だけで選んでいる」
「“研修を自分自身で受講して、効果を感じてから発注する”というわけにもいかないから、選択が本当に難しい」という声をよく伺います。
しかし、実際のところは、せっかく外部に研修を発注するのだから「どこまで自社に合った研修を提案してくれるか?」が決め手になってくるのではないでしょうか?
今回は、約5年前から弊社とお付き合いがある株式会社ポリゴンマジック様の採用・成長支援室グループリーダーである新堂泰子さんに「弊社を選んでくださっている理由」についてお話を伺ってきました。
★ポリゴンマジックグループ(ポリゴンマジック(株)/ジープラ(株)) 会社紹介★
笑顔の創造『CREATE SMILES!』をミッションに掲げ、1996年の設立以来映像開発事業やゲーム事業、インターネットメディアを利用したコンテンツ制作などを柱に、さまざまなデジタルコンテンツ制作を手掛ける総合エンターテインメント企業。
谷苗 沙紀(株式会社ビヨンド インタビュアー。以下、谷苗):今回はインターンの受け入れでお忙しい中、イ
ンタビューのお時間を割いていただきありがとうございます。よろしくお願いします!
新堂 泰子(ポリゴンマジックグループ(ポリゴンマジック(株)/ジープラ(株))採用・成長支援室グループリ
ーダー。以下、新堂):よろしくお願いします!
谷苗:初めて弊社に研修を発注いただいたのが約5年前くらいでしたね。それから、新人研修や、師匠フォ
ローワークショップ、人事評価者研修などをお任せいただいてますが、弊社を選んでくださっている
理由や背景を教えていただけますか?
新堂:ビヨンドさんの研修内容は、あらかじめ研修プログラムが決まっている中で、毎回自社の組織課題や、
「こういう風にやってほしい」というところを、自社に合わせて研修プランを考えてもらえたり、(過
去に実施した研修に)紐づけて考慮してもらえているところが魅力的です。「このような研修があるの
でどれをやりますか」、ではなく、まず組織課題を抽出したうえで、それにあわせた研修はこの研修
とこの研修を組み合わせた方がいいですよ、など、あらゆる視点でご提案していただけるので、そこ
はすごくありがたいと思っています。
谷苗:研修会社といっても結構いろいろあって、決まったサービスを提供する会社や、弊社のように人事担
当者の方と相談しながらやって、最終的に改善策として研修をご提案するというところもありますよ
ね。ちゃんとコンサルティングに重きを置いている弊社の強みを感じてくださっていて、うれしいで
す。
新堂:研修も、かなりコミットしてやってもらえますよね。組織課題も理解してくれてて、どういう組織に
したいとか、どういう人材に育てたい、ということ一つ一つを掘り下げてお話ししてくださいます。
なので、「新人研修もやってますよ」とご案内いただいたときに、「あ、じゃあ、マネジャーの研修
をやってくれているし、部下となる新人のこともわかってもらった方が(より自社にコミットした提案
をもらえるから)いいよね」ということでお願いすることになったんです。ここまで中に入って、会社
を理解してやってもらえる研修会社さんは少ないと思います。
谷苗:新人研修(ビヨンド 公開新入社員研修「ロケットスタート」)も毎年弊社にお任せいただきありがとう
ございます!リピートしてくださっている率直な理由をぜひお伺いさせてください。
新堂:新人が研修から戻ってきたときに、学んでいることを実行しようとしてる姿勢が結構見えるんですよ。
「ビヨンドの研修でやった!」とか「こう習ったから、こうやるんだよね」とか。職場に戻ってきたと
きに、そういう声が聞こえてくるので、学んだことを実践しようとしているんだなと感じています。
谷苗:ありがとうございます!
新堂:いつもだったら外部の研修に行かせた後は、「どうだった?」とか「何やった?」とか、こっちから聞
かないと言わないんですよ。でも、日常生活の中で「昨日山田さん(弊社研修講師)が~」とか、名前が
出てきて。研修の内容以外にも、研修後の懇親会で話した内容とかを楽しそうに話してたりとかするの
で。行かせてよかったなと思っています。新人は、入社して二日目に新人研修に行く(※)ので、私、結
構心配しちゃうんですよ、みんなにとっては、同期とはいえ出会って二日目なので、大丈夫かなと心配
なんですが、戻ってくると意外とまとまりが見えたりするので、しっかり研修内容を理解して、戻って
きたときに、それをちゃんと実行しようとしているので、すごいなと。
(※)ポリゴンマジック様は、他社の新人と交流できる「公開コース」に参加いただいている。
谷苗:うれしいですね。御社の新人が素直というのがもちろんあると思うんですけど、弊社の新人研修で
は、主体性をひきだすことを大事にしているんですよね。その「みんなで主体的に取り組もう!」とい
う空気感をうまく職場に持ち帰ってくださっているのかもしれないですね。
新堂:それと、ズバっとフィードバックしてくださるじゃないですか、そこがすごくありがたくて。講師の方
からもそうですし、一緒に新人研修を受講している自分と同じ目線の受講者からもそうですし、率直に
フィードバックをしてくださることで、「自分ってやっぱりそうだったんだ」というのを再認識できて
いたり。後々、目標設定をする際にも研修でフィードバックされた内容を覚えていて、自分の弱点・直
さなきゃいけないことをちゃんと書けているので、すごいなと思っています。
谷苗:できるだけ多く周囲からのフィードバックをもらえるように、研修を設計しているんです。
新堂:それがすごく良いですよね。弊社の人たちは優しいというか、ズバっとフィードバックできる人が少
ないんですよ。なので、社外の方からのフィードバックはすごくありがたいです。
谷苗:フィードバックって、人からの評価みたいなところもあるので、それがないと自分で自分のどこが強
いか、弱いかを理解することって難しんですよね。研修で得たフィードバックをもとに、自分の強み
や弱みを再認識していただけて、うれしいですね。
新堂:ちなみに、新人の上司は、研修のテキストを新人と一緒に見ながら「ビヨンドさんでこう言われたじ
ゃん」とか、「テキストの中でビヨンドさんの研修で指摘されたように」という風に使っています。
フィードバックする上司だけの視点にならないっていうか(笑)、それがありがたいって現場は言って
いました。
谷苗:ぜひそれをどんどんやってほしいです。どうしても上司や先輩から言われることって、間違いでなく
ても、主観に偏った意見として捉えられることで、新人の方に伝わりづらいことって結構あると思う
んですよね。でも、研修で教わった内容なら、やる目的や意味をしっかり理解ができているので、新
人の方も納得しやすいと思うんですよね。
こうやって弊社の研修が御社の職場に浸透できているのも、新堂さんのご尽力のおかげです。ありが
日時:2019年10月4日
場所:ポリゴンマジックグループ(ポリゴンマジック株式会社/ジープラ株式会社)様 本社