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【事例:新人研修】QVCジャパン様 vo.1 施策の背景と概要&インタビュー(導入)

株式会社ビヨンド
ビヨンドメディア

  1. 施策の背景と概要
  2. 最終報告会の質疑応答で思わず「ニヤニヤ」
  3. 事例の全体像


1ヵ月のプロジェクトワークで得た「自信」と「同期の強い絆」。

このたびQVCジャパン様の許可をいただき、ビヨンドがご支援した『プロジェクト型 新入社員育成の事例』を多くの皆様にご紹介できることとなりました。

数回のシリーズでチームと個々人に「何が起こったのか?何に気づき、そして学んだのか?」を、詳細にお伝えします。


※本インタビューは、最終報告会の直後にご協力いただき実施しました
※敬称略

初回の今回は、施策の背景と概要。それに加えて、配属先の上司や先輩の皆さんの前でやりきった成果発表会後の温度を少しお伝えしたいと思います。


指示受け~中間レビュー~成果発表会という1ヵ月にわたる「プロジェクト型 新入社員研修」を提供。

【QVCジャパンとは】

株式会社 QVC ジャパン (英語表記 : QVC Japan, Inc.)
2000年に設立したテレビショッピングを主体とした千葉県の通信販売会社
2004年5月19日より、テレビショッピングとして日本初の24時間完全生放送を開始


【施策の背景】

厳しい採用選考をクリアして入社した9名の新入社員たち。
彼らが現場に配属されるまでの1月間の新入社員導入プログラムにおいて、配属先の上司や先輩たちに「可愛がられ育ててもらえる新人」へと成長してほしい。そのために「まずは活躍する新人のスキルやスタンスを身につけさせてほしい」というご要望があった。

【ビヨンドが提供したサービスの概要】

いただいたご要望に加え、9名の新人はその配属先が分かれるため、それぞれが離れ離れになっても互いに関わりあい、そして共に成長していけるような「強い同期づくり」もテーマとして設定した。

具体的には『活躍する新人の加速成長3原則』を体感する基礎プログラムの提供に加え、「会社案内パンフレット」を作成してもらい、それを配属先の上司や先輩たちの前で発表させるというプロジェクト型のプログラムを行い、その中で「互いのフィードバック」を軸として「相互理解」の機会を多く設ける設計とした。
なお、互いの関わりの密度を深くし、アウトプットに向かうエネルギーと学びを高める目的で、9名の新人をそれぞれ5名と4名のチームに分け競争させる仕様としている。

全体像は以下のとおり。

提供プログラム
『ビヨンド新入社員研修 ロケットスタート:プロジェクト型カスタマイズ3日間』


ステップ①
基礎プログラム(2日)
活躍する新人の「加速成長3原則」を体感的に学習するプログラム。
顧客基準、主体性、仕事を任せられるための指示受け・報連相・ビジネスマナーなどを統合的にディスカッション・エクササイズ・ワークシミュレーションを通じて学習する。

ステップ②
中間レビュー(1日)
事前にHRチームを通じて指示を出しだ「会社案内パンフレット制作」の企画をレビューし、その質を向上させる機会にするとともに、チーム状態をじっくりと定量的・定性的に振り返る場を設け、最終報告会に向けてチーム力を強化する。

ステップ③
最終報告会(※弊社はオブザーブのみ)
制作した会社案内パンフレットを、配属先の上司・先輩や役員陣の前でプレゼンを行う。

最終報告会の質疑応答の場で、思わず「ニヤニヤ」。

vol1_奥原さんとキムくん.jpg
(自信をもってプレゼンをする奥原さん(左)とキムくん(右))

●仁藤
みなさん、「中間レビュー」以来2週間ぶりにお会いしますね。
先ほど、プロジェクトの最終発表を見せてもらいましたが、両チームともレベルの高いアウトプットになっていましたね。
また、堂々とした質疑応答が印象的でした。何にこだわってここまでやってきましたか?

●奥原
「合同会社説明会で使う会社案内パンフレットを作る」という指示を受けたときから今までずっと、チーム全員で「目的は何だろう?」と目的にこだわってやってきました。
質疑応答については想定される質問のリストを作って臨みました。

●仁藤
発表を聞いたオブザーバーから「会社案内パンフレットで皆さんが設定したターゲットと、今回のお題である"優秀な学生を採用する"ということには矛盾があるように感じるのですが、ここは議論しましたか?」という質問を受けたときは、もうみんな「答えたくて仕方がない」と、質問をされている最中から前のめりになっていましたよね。(笑)

●キム
はい。研修のDay3の中間レビューの時に仁藤さんから同じ質問をされていたので、「そこは十分考えているぞ」とニヤニヤしてしまいました。

●仁藤
HRチームの方もおっしゃっていましたが、みなさんはこの1ヵ月間で見違えるような成長だったと思います。
この1ヵ月の新入社員研修の中で、私たちビヨンドはキーとなる3日間を関わらせていただきました。
あらためて振り返ると、みなさんにまず基本プログラムである『ビヨンド新入社員研修 ロケットスタート』を2日間受講していただいた後、私たちに代わってHRチームから「会社案内パンフレット」の作成を依頼してもらいました。そしてその約1週間後に、1日かけて「中間レビュー」のプログラム、そしてさらに2週間後の今日、「最終報告会」で役員の方や配属先の方に向けたプレゼンテーションをしてもらうという流れでしたね。

本日は私たちが提供した一連のプログラムがみなさんにどのように役立ったのかを聞きたいという目的で時間をいただいています。
質問は大きく2つ。「チームについて」と「個々人について」ですね。
具体的には、チームについては「プロジェクトを進める中でのチームのプロセスと、そこからの学び」を、個々人については「個々人の成長と印象に残った場面」を聞かせてください。

まずはプロジェクト活動をした中でのチームの変化と学びをシェアしてください。
ここは事前に整理してきてもらいましたね。それではお願いします。

(続きは)チームQ's Jr(キューズ・ジュニア)ならではの「実践的ルール」とは!?

※このインタビューは2017年4月時点のものです。


【事例:新人研修】QVCジャパン様 1ヵ月のプロジェクトワークで得た「自信」と「同期の強い絆」

vo.1 施策の背景と概要&インタビュー(導入)
vo.2 チームの学び①【チーム Q's jr】「チームの特徴」を踏まえ、皆で作った実践的なルール。
vo.3 チームの学び②【チーム QVC switch】「本音のコミュニケーションは成果につながる」
vo.4 個人の学び①【遠藤君】「学生の甘え」を捨てることができのはなぜか?
vo.5 個人の学び②【伊賀さん】自分を内省し、発見した新たな課題とは?
vo.6 個人の学び③【キム君】「同期の力」で、日本語の自信のなさを克服できた。
vo.7 個人の学び④【美濃口君】目に灯った「自信」の炎!
vo.8 個人の学び⑤【小池さん】「話し方を改善できた」のはなぜか?
vo.9 個人の学び⑥【楠君】「同期との距離」が劇的に縮まった!
vo.10 個人の学び⑦【中島さん】つかんだ「場を見た発言」というもの
vo.11 個人の学び⑧【澤田さん】気づいた「人から学ぶことの多さ」
vo.12 個人の学び①【奥原さん】自分達が主役。主体的に強いチームを作ることができた