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【事例:新人研修】QVCジャパン様 vo.7 目に灯った「自信」の炎(美濃口君)

株式会社ビヨンド
ビヨンドメディア

  1. 「美濃口君は本当に変わったなと思って(小池さん)」
  2. 自分の弱みを自己開示したときから、「変化」が起きた。
  3. 事例の全体像

「ビヨンドプロジェクト型 新人研修」における、個々人の学びや気づきを引き続きご紹介します。

4人目は、美濃口君です。
グループインタビューだったこともあり、特にこの回は美濃口君の変化を目の当たりにしたメンバーたちが口々にコメントしてくれているのが印象深いです。

 

「いや、美濃口君は本当に変わったなと思って(小池さん)」。


●美濃口
私が成長した機会。どんな研修だったかなと振り返ると、とにかく私は緊張しいで、発言が苦手であまり論理的なことを上手に言えないという悩みがありましたが、多少は言えるようになったのかなと思っています。

●仁藤
小池さん、美濃口君を見てすごくニコニコしているね。どうしたの?

●小池
いや、美濃口君は本当にすごく変わったなと思って。

●仁藤
みんなから見ると、どんなところが変わったように見えるのかな?

●小池
もともと美濃口君はグループワークでもあまり発言しなくて、誰かが発言したら頷いてくれるタイプでした。
それが今は自分から発言してくれることが増えましたね。

●澤田
私から見ても話すときに視線が上がったというか。

●小池
私が見ていて印象的だったのが、「中間レビュー」のフィードバックの場面ですね。「基本プログラム」2日目の相互フィードバックのときは、結構みんな遠慮していたところがあり、一応ネガティブなことも言うものの、すぐに変えられるようなところを言っていました。
しかし「中間レビュー」で半日使ってチームの状態を話し合ったときは、素直に言いあえましたね。その場で美濃口君が「実は自分はすごいネガティブで、自分から発言するのが怖い」という話をしていて、そこから美濃口君がだいぶ変わったと思います。
それまでは誰かが「美濃口君どう思う?」と聞かないと発言は少なかったのですが、次の日からは誰かが言わなくても「違う」と思ったら言ってみたり、あまり周りの目を気にせずに自分の意見を言ってくれるようになりました。

自分の弱みを自己開示したときから、「変化」が起きた。


●仁藤
美濃口君、聞いていて嬉しそうだね。(笑)
確かにサポーターの私から見ても美濃口君は大きく変わったと思います。
「基礎プログラム」の最初の自己紹介のときは、おどおどしてずっと伏し目がちだったよね。
それが今は相手の目をみてしっかり発言できる。そして、最終報告会でのプレゼンも立派でした。
小池さんの話だと、自分の弱みを自己開示した段階から変わったと思われているようですが、自分自身ではどう思いますか?


(相手の目を見て堂々と発言する美濃口君)

●美濃口
まず、研修の初日に仁藤さんがおっしゃっていた『加速成長三原則』の2つ目の『原則2:自分から取りにいく構え』を聞いて、確かに活躍する新人になるためには必要だなとすごく感じて、そこで意識が変わりました。しかしその後も「前に積極的に出たいな」という気持ちがはあったのですが、行動に移すのがあまりできなくて
しかし、「中間レビュー」の相互フィードバックのときに「自信がなくて、あまりグループの時間を使ってまで発言するのは怖い」と言ったら、チームのメンバーが「そんなことないよ。いい意見もあるだろうし、そうでなくてもその意見から誰かが何かを思いついて違う意見につながることもあるから、思ったことは場に出した方がいいよ」と言ってくれたんです。

●仁藤
なるほど。素晴らしいチームメンバーですね。

前に出る機会の多さも、背中を押した。


●美濃口
本当にいい同期に恵まれたなと思っています。
あとは慣れかな、と思っていまして。私は高校や大学でもあまり皆の前で発言してこなかったんです。だから慣れていなくて、皆の前で発言しようとすると頭が真っ白になってしまって。
この研修はみんなの前に出る機会が多いので、慣れることで、本当に初歩的なことだと思いますが、自分の意見を自分の言葉で言うことが少しできるようになったと思います。

●仁藤
美濃口君にとって他に印象的だった場面はありますか?


(成果発表会にて、配属先の先輩や上司の前でにこやかにする美濃口君(左))

●美濃口
一番は、「中間レビュー」の終わりに「マイ原則」を発表するところですね。発表の内容ではなくて順番です。それまでは、一番最初に発言してみたいと思っていたのですがなかなか勇気がでませんでした。しかし「マイ原則」を発表するところでは勇気が出て初めて一番にみんなの前で発表ができて、それが今でも自信につながっています

(※)「マイ原則」・・・グループワークを通じて気づいた自分の特徴を踏まえて作る「自分だけのさらなる活躍原則」のこと

●一同
(すばらしい!の声)

(続きは)vo.8 どのようにして「話を整理」できるようなったのか?(個々人の気づき⑤小池さん)

※このインタビューは2017年4月時点のものです。


【事例:新人研修】QVCジャパン様 1ヵ月のプロジェクトワークで得た「自信」と「同期の強い絆」

vo.1 施策の背景と概要&インタビュー(導入)
vo.2 チームの学び①【チーム Q's jr】「チームの特徴」を踏まえ、皆で作った実践的なルール。
vo.3 チームの学び②【チーム QVC switch】「本音のコミュニケーションは成果につながる」
vo.4 個人の学び①【遠藤君】「学生の甘え」を捨てることができのはなぜか?
vo.5 個人の学び②【伊賀さん】自分を内省し、発見した新たな課題とは?
vo.6 個人の学び③【キム君】「同期の力」で、日本語の自信のなさを克服できた。
vo.7 個人の学び④【美濃口君】目に灯った「自信」の炎!
vo.8 個人の学び⑤【小池さん】「話し方を改善できた」のはなぜか?
vo.9 個人の学び⑥【楠君】「同期との距離」が劇的に縮まった!
vo.10 個人の学び⑦【中島さん】つかんだ「場を見た発言」というもの
vo.11 個人の学び⑧【澤田さん】気づいた「人から学ぶことの多さ」
vo.12 個人の学び①【奥原さん】自分達が主役。主体的に強いチームを作ることができた